当院の治療法

主な診療内容

免疫細胞療法

様々な免疫細胞をがんの病態に合わせて体外で加工し、体内の最適な箇所に投与する治療法です。

当院では主に「活性化自己リンパ球療法」「樹状細胞ワクチン療法」「樹状細胞刺激活性化自己リンパ球療法」を行っております。

その他にも、がん診療に関するご相談やセカンドオピニオン等受け付けておりますので、当院の総合診療を詳しくお知りになりたい方はお電話にてお問い合わせください。

対象となるがんの患者さん

  • 頭頚部がん、乳がん、肺がん、消化器がん(食道・胃・小腸・大腸がん)、肝・胆・膵がん、婦人科がん、泌尿器がん、悪性黒色腫、悪性リンパ腫、脳腫瘍などの固型がん患者さんで、免疫細胞療法(樹状細胞ワクチンまたは活性化リンパ球療法)を希望される方。
  • 保険医療機関での標準的治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療など)が無効であった方。
  • 保険医療機関での標準的治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療など)に加えて免疫細胞治療を受けられたい方(主治医の先生の承諾が必要です)。 ※標準的治療に免疫細胞療法や保険適用外抗癌剤、その他の代替補完医療を加えた総合的な長期治療計画を考えます。
  • 手術後の再発予防としてお考えの場合は、手術の前にご相談ください。樹状細胞ワクチンを作成するのに、がん組織の凍結・保存が必要になります。

ネオアンチゲンの解析結果に基づくがん治療

患者さんのがん細胞の遺伝子異常をすべて調べ上げることにより、遺伝子異常により産生された、がんの原因に関わる異常な蛋白質の働きを正常化する患者さんに最適な分子標的薬剤を選択したり、本物のがん抗原であるネオ抗原を見つけることにより究極のがん免疫療法を行ったりするがん治療の総称です。