
運動するとき、あなたの体内で何が起きているのか?
なぜ運動はがんに効くのか
カギは、運動による抗がん免疫システムの活性化にあった!
分子レベルで解き明かすがん免疫学の新常識。
出版:幻冬舎(160頁) 刊行:2026/3/27
目次のご紹介
Ⅰ どうして運動だけで免疫力がアップするのか
- 走るだけでNK細胞が増える?
- 運動後の血液中ではT細胞や好中球も増えている
- 運動による血中リンパ球の変化の例
- 運動後に血中に増えたNK細胞やT細胞はどこから来る?
- 運動によるアドレナリンの一時的増加とリンパ球増加
- 血液中にあるリンパ球は体内にあるリンパ球総数の100分の1以下
- 運動後に起こる体内リンパ球の配置替え
- 運動による免疫の新陳代謝
- 運動により筋肉から放出されるマイオカイン
- IL-7とIL-15の免疫における働き
- 運動による乳酸増加と免疫
- 運動による免疫システム強化のメカニズムのまとめ
- 本書で登場する免疫システムを構成する免疫細胞の名称について
- コラム1 「免疫力アップ」は正しい医学用語ではない?
Ⅱ 運動によるがん免疫力強化のメカニズム
- 運動はオプジーボの効果を上げる!
- CARーT療法への応用
- リンパ球療法のための運動後採血法
- 運動は、がん組織にリンパ球とNK細胞を集中させる
- 運動が、がん組織中にリンパ球を増やす臨床データ
- 運動は、コールド腫瘍をホット腫瘍に変える
- 運動は、がん組織中の免疫抑制細胞を減らす
- 運動は、腸内細菌に影響を与える
- 運動は、がんの微小環境を変化させる
- 運動は、ワクチン療法に役立つ
- コラム2 免疫細胞がみつける最強のがんの目印・ネオアンチゲン
Ⅲ 運動で免疫老化に対抗する
- 「老化」は疾患である
- 老化の主因は老化細胞が増えるから?
- 老化の主因は免疫老化?
- 免疫老化とがん
- 胸腺の退縮
- 新たな抗原に反応できるT細胞の減少
- 免疫老化のまとめ
- 免疫がみつける老化細胞の目印
- 活性化CD8T細胞とNK細胞は老化細胞を除去できる
- CD4T細胞による老化細胞除去の最新
- 高齢者における運動による免疫老化抑制
- 当院における短時間運動による老化関連T細胞マーカーの測定例
- 運動による胸腺の若返り?
- 老化細胞を減らすには薬より運動
- コラム3 「免疫細胞」と「慢性炎症」いう言葉について
Ⅳ 運動療法はがんの発症と死亡率を下げる
- 運動による、がん発症予防と死亡抑制効果
- 運動による、がん再発予防効果
- 運動による、がん再発予防効果の大規模臨床試験
- 運動による、がん死亡率減少の最新研究結果の衝撃
- 運動はがん治療である
- 運動だけでがんが縮小?
- トレーニングジムを備えたアメリカのがん治療センター
- どうして、日本のがん治療医は運動療法について何も言わないのか
- 日本でのがん治療中の運動療法の現状
- 転移がんで治療中の方の運動療法の注意点
Ⅴ がん予防・治療のための運動療法の実際
- 運動療法の種類と生理的役割
- WHO、米国保健省の身体活動ガイドラインについて
- 厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
- 運動療法の質・時間はどうやって決めたか
- 有酸素運動と筋肉運動の組み合わせが良い理由は?
- 中程度有酸素運動
- 強度有酸素運動
- 筋肉運動
- 下半身中心の筋肉トレーニングが重要
- いつ運動をすればいいのか
- 手足を使わない運動ってあるの?
- 運動はどこでやる?
- 自宅でできる運動療法の例
- がんの再発予防、治療中の患者さんの運動例
- 高齢者、お腹の術後早期、糖尿病・心臓・肺疾患など基礎疾患がある方の運動療法
- 運動のメニューは個人個人で異なる
- 運動のやりすぎはよくない?
- 食べ物やサプリメントと運動はどちらが免疫力アップに重要か?
- 運動処方について
- ゆっくり歩くだけでは運動にならない?
- 最新の筋肉運動プログラム
- 転移がんで治療中の方の運動療法の注意点
- 「運動」ががん治療法の一つなら、真面目に取り組もう
- 「運動」が最も必要なのは、がん年齢の人たちです
- コラム4 著者が推奨する、気軽にできるがん予防・治療を目的とした免疫増強のためのかんたん運動プログラム
