患者さんに投与する細胞やワクチンは、細かなチェックを全てに施し、その結果を患者さんやご紹介医院に提供しております。この培養の一連の流れは、免疫細胞療法の要ですから、妥協せずに検査を繰り返し、安全なものだけを投与する万全の体制を整えています。
当院における品質検査
細胞数検査
治療に用いる細胞がどの程度増えたか確認する。
表面抗原検査(FACS)
治療に用いる細胞の活性化具合と細胞の生存率を確認する。
当院における安全性検査
無菌検査
治療に用いる細胞に細菌、真菌が混入していないかを確認する。
直接目視
顕微鏡による直接目視。
異物混入試験(トキシノメーター)
菌由来の発熱物質など(※)が混入していないかを確認する。(※エンドトキシン、β-グルカン、ペプチドグリカン)
マイコプラズマ検出試験(マイコアラート)
治療に用いる細胞にマイコプラズマが混入していないかを確認する。