院長コラム

(※記事内の情報は執筆当時の内容のため現在とは異なる場合がございます。)

18がんのテーラーメード医療
2008.10

がんの治療は、がんの種類や進行度に応じた様々な標準治療(医学的根拠に基づいた手術、放射線、薬物療法)に精通している医師、施設のもとで行うことが重要です。

ただし、がんが再発した場合や標準治療が確立していない難治がんの場合には、エビデンスに基づいた標準治療のみならず、食事/運動/精神療法などの生活の中での養生、免疫療法や温熱療法などのまだエビデンスレベルとしては低い治療法、国内未承認でも海外では認可を受けている薬剤治療などを組み合わせることにより長期生存されている患者さんもいらっしゃいます。

けれども、手当り次第に何にでも飛びつくのは賢明なやり方ではありませんし、またできるものでもありません。特に学問的進歩著しい免疫細胞療法や薬剤治療は知識や経験が不足していては選択することも難しいのです。がんの進行度や広がり、患者さんの年齢や身体的活動度、他の治療との組み合わせに応じた、患者さん独自のテーラーメード医療が重要と思います。
養生法も未承認薬剤もできるだけ根拠がしっかりした方法を専門医のもとで受けることが必要です。

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