活性化NK細胞療法

NK(ナチュラル・キラー)細胞

CD3抗体を用いてTリンパ球を除いた後、高濃度インターロイキン2を用いて培養します。CD16とCD56の両方をもった細胞の比率がNK細胞の主な比率となります。CD3(-)でCD56(+)の細胞もNK細胞に含める場合もあります。

NK細胞が活性化Tリンパ球の臨床効果を上回るという臨床データはありません。
NK細胞を刺激する腫瘍細胞を用いてNK細胞を増殖させる方法もありますが、安全性が確認できていない上に(高熱などの発生)、未知のウイルス等の混入のリスクがあるので当院では採用していません。

活性化NK細胞のみでは臨床効果がみられなかったという最近の米国NIHからのローゼンバーグ博士らの報告もありますが、当院では、ADCC効果(抗体依存性細胞傷害活性)を狙って、抗体療法(ハーセプチン、セツキシマブ、リツキシマブ)との併用効果を目的としてNK細胞療法を行う場合があります。

このページの先頭へ